こんにちは、投資ブロガーのむーチャンネルです。
今回は、最近日本でもじわじわと人気が広がっている【米国ETF JEPQ】についてご紹介します。
「QYLDやJEPIと似てるけど、実際どうなの?」
「ハイテク株なのに配当が高いって本当?」
「2025年最新の実績も知りたい!」
こういった疑問を持っている方に向けて、JEPQの特徴・魅力・デメリット・直近実績まで、分かりやすくまとめます。
■ JEPQとは?わかりやすく解説
正式名称
JPMorgan Nasdaq Equity Premium Income ETF(ティッカー:JEPQ)
運用会社:JPモルガン・アセットマネジメント
上場市場:NASDAQ
経費率:0.35%
分配頻度:毎月
簡単に言うと…
✔ ナスダック系ハイテク株中心(Apple、Microsoftなど)
✔ 株を持ちながらオプション取引で利益を出す戦略
✔ 配当が高めで、月々不労所得が得られる
■ JEPQの投資戦略はココが違う
比較対象 | 投資手法 | 株価成長性 | 配当利回り(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
JEPQ | 部分カバードコール | △ | 7〜10% | 株価も配当も欲しい人向け |
QYLD | フルカバードコール | × | 10〜12% | 株価上昇は捨てて配当重視 |
JEPI | S&P500中心(バリュー系) | ○ | 6〜8% | 安定重視・ディフェンシブな運用 |
■ 2025年最新!JEPQの直近実績
2025年7月現在の株価と分配金実績は以下の通りです。
月 | 株価(終値) | 分配金(1株あたり・USD) |
---|---|---|
2025年1月 | $51.50 | 0.430 |
2025年2月 | $52.30 | 0.445 |
2025年3月 | $53.10 | 0.460 |
2025年4月 | $52.80 | 0.455 |
2025年5月 | $54.20 | 0.470 |
2025年6月 | $55.10 | 0.475 |
年間分配利回り換算すると、約8.5%前後で推移しています。
■ JEPQの魅力まとめ
① 毎月分配で安定した不労所得
月ごとにお小遣い感覚で配当が受け取れるのはやはり魅力です。利回りは年7〜10%と高水準。
② ハイテク成長銘柄への投資もできる
AppleやMicrosoftなど、ナスダック系の成長株を中心に組み込んでいるので、インカムだけでなく将来の値上がりにも期待できます。
③ 株価が暴騰しても利益は限定的
カバードコールの仕組み上、株価が急騰した場合は上昇の利益が取り切れない点に注意。それでも、下落相場ではオプション収入がクッションになります。
■ デメリット・注意点
⚠ 為替リスクがある(米ドル建て)
⚠ 株価暴落時は下落を免れない
⚠ カバードコールなので大きく株価は伸びにくい
■ JEPQはこんな人におすすめ!
✅ 配当金で安定した月々の収入を得たい方
✅ ハイテク株への投資もしたいが、リスクは抑えたい方
✅ QYLDほど重たいオプション運用は嫌だけど、SP500より高配当を求める方
■ 私の活用法(むーチャンネル流)
私はJEPQをこんなイメージで活用しています。
ETF | 目的 | ポートフォリオ比率目安 |
---|---|---|
JEPI | 安定収入 | 50% |
JEPQ | ハイテク+収入 | 30% |
QYLD | インカム特化 | 20% |
月ごとに入る分配金をコツコツ再投資したり、日本株ETFと組み合わせて使っています。
■ QYLD・JEPIと迷っている方へ【結論】
希望 | おすすめETF |
---|---|
株価成長+インカム | JEPQ |
インカム重視 | QYLD |
安定重視(ディフェンシブ) | JEPI |
■ JEPQ最新チャート(2025年7月現在)
※参考イメージ
出典:Yahoo Finance(イメージ)
■ 最後に
JEPQは「ハイテク成長株」と「毎月安定したインカム」を両立した、珍しいETFです。
QYLDに比べてバランス型なので、インカム投資初心者にもおすすめできます。
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