あらすじ
映画『変な家』では、「左手供養の儀」のために用意された異常な間取りの家が2つ登場します。
これらの家は、殺人を実行するための隠し通路や地下室など、恐ろしい仕掛けが施されています。
一体誰がこのような家を建てたのか、映画では明確な答えは示されていません。
しかし、いくつかの手がかりから、その正体を推測することができます。
●柚希の証言によると、片淵家は過去に複数の事業で財を成したとされています。
●問題の2つの家は、綾乃と慶太夫婦が本家から引っ越す際に、条件として用意されたものです。
●これらのことから、片淵家は土地を含むこれらの家を所有しており、その事業の中に建築会社が含まれていた可能性が考えられます。
もし、片淵家が自ら「変な家」を建てたとすれば、彼らは代々、「左手供養の儀」を円滑に進めるために、殺人用の家を用意してきたと言えるでしょう。
これは、「左手供養の儀」という儀式が、片淵家にとって、単なる迷信ではなく、家を含む elaborate なシステムとして機能していたことを示唆しています。
映画では、「間取り」は単なる家の設計図ではなく、そこに住む人間の心の闇を映し出す鏡として描かれています。
「変な家」の異常な間取りは、片淵家が抱える闇の深さ、そしてその闇が世代を超えて受け継がれてきたことを象徴していると言えるでしょう。
キャスト
●雨宮:オカルト専門の動画クリエイター。「雨男」の名前で活動している。演じるのは間宮祥太朗。
●栗原:ミステリー愛好家の変人設計士。雨宮に間取りの不可解な点について意見を求められる。演じるのは佐藤二朗。
●柚希:雨宮の動画を見て、問題の家に関する情報提供をする。演じるのは川栄李奈。
●片淵慶太:柚希の夫。長田成哉が演じる。
●片淵綾乃:慶太の妻。瀧本美織が演じる。
●松岡喜江:綾乃の母親。斉藤由貴が演じる。
●片淵重治:石坂浩二が演じる。
この他、DJ松永、根岸季衣、髙嶋政伸なども出演している。
主題歌は誰が歌っているのか
映画『変な家』の主題歌を歌っているのはアイナ・ジ・エンドです。
アイナ・ジ・エンドは、映画『変な家』を見た時に衝撃を受けて眠れなくなり、曲作りを始めたそうです。
感想まとめ
肯定的な意見としては、最初から最後まで驚きと衝撃があったが、とても面白かったという感想や、因習ホラー映画として見ると良く出来ているという感想がありました。
一方、否定的な意見としては、日本のホラー映画によくある失速感があり後半は残念だった、学生の自主映画だとしても面白くない、春休みの時期に友達と見に行くような映画といった厳しい意見も見られました。
また、原作と映画のジャンルが異なり、原作を期待して見るとがっかりするといった意見や、原作の面白い部分を映画化したというよりは、原作とは別の作品になっているという意見もありまし。
さらに、ゲーム「零」のプレイ画面のような場面から急に大味になり、粗が目立つようになったという具体的な指摘もありました。
むーち個人的には、原作を知らずにゼロベースで映画観で観賞しましたが展開の考察をしながらと平行に見れたのたのでとても面白く感じました
最後のシーンにはいろんな意味が込められていたのかと考察していますが、、、
原作を読んでいないのでわからず ・・・ 続編があれば必ず見に行きたいと思います!!