まず冷風機とは何か
冷風扇は、水が蒸発するときの気化熱を利用して冷たい風を送る装置です。
扇風機よりも冷やす効果に優れている一方、エアコンの冷たい風が苦手な方でも快適な涼しさを感じられます。
冷風扇はコンパクトなモデルが多く、配置や向きを手軽に変えられるのがメリットです。 収納場所が限られている方にもおすすめです。
冷風扇を選ぶポイント
●保冷剤を設置できるかどうか
●猛暑日などは水だけで冷風を出してもあまり涼しく感じないため、保冷剤を入れてより涼しい風を出せたほうが快適です。 購入時に保冷剤がセットになっているモデルを選べば、あとから追加で購入する手間も省けます。
●お手入れのしやすさ
●水を使う冷風扇で問題となるのがカビです。 お手入れをせずに放置していると、タンク内やフィルターにカビが生えてしまいます。 そのまま使えば冷風とともにカビの胞子が部屋中に飛散するので、こまめなお手入れは欠かせません。 カビを寄せ付けないためにも、お手入れがしやすいモデルを選んだ方が快適に使えます。
●タンクの容量
●冷風扇も冷風機同様、水タンクを要する家電です。 空になると補充が必要なので、容量の大きいタンクを備えた製品の方が手間を省けます。 しかし容量たっぷりのタンクは、本体サイズも大きくなります。 設置場所を考えて、ちょうどよいサイズを選ぶことが大切です。
●本体のサイズ
●扇風機のように、手軽に置き場所や向きを変えられるのが冷風扇のメリットです。 あまり大きな製品よりも、コンパクトな方が便利だといえます。
●抗菌対策
●冷風扇は内部のスポンジなどに水を含ませて使用します。 濡れた状態が続くと、雑菌が繁殖したりカビが生えたり、衛生上の問題も。 抗菌対策を施した製品や、お手入れしやすいものを選ぶのがポイントです。
冷風扇使用時の注意点
冷風扇は気象状況によって冷風温度が大きく左右されます。 気化熱を利用して涼を得るため、湿度が高く水が蒸発しづらい環境、雨の日や梅雨時、夕立の直後などは、ほとんど冷気が出ない場合があります。 蒸し暑い地域、例えば名古屋や京都では天候によっては効果が出にくい場合があります。 逆に効果的に冷風が出てくるのは、湿度が低くカラっとした暑さのとき。 エアコンを切って眠るまでの涼をとる場合などに効果を発揮します。
冷風機とは何か
冷風機には、大きく分けて「スポットクーラー」と「ポータブルクーラー」の2つのタイプがあります。12 この分類は、商品の傾向に基づいており、明確な定義はありません。
●スポットクーラー: 主に家屋や店舗で使用される据え置き型の大型冷風機です。23 4~8畳程度の部屋なら、部屋全体の温度を下げることができます。 移動は可能ですが、重量があるため頻繁な移動には適していません。 多くの製品に除湿機能が搭載されています。
●ポータブルクーラー: 持ち運びが可能な小型の冷風機で、車中泊やキャンプなどのアウトドアでの使用に適しています。 消費電力が低いため、ポータブルバッテリーからの給電がしやすいという特徴があります。 冷房能力はスポットクーラーほど高くないため、扇風機よりも涼しい風を送るという使い方がメインになります。 タイマー機能がない製品がほとんどです。
どちらのタイプも、冷媒を用いた熱交換により空間の温度を下げることが可能です。 エアコンのように室外機と室内機が一体となっているため、排熱や排水を適切に行う必要があります。
結局どっちがお得なのか
冷風扇は冷風機よりも消費電力が少ないため、電気代を抑えられます。 冷風機はエアコンよりも電気代は安いですが、冷風扇はさらに消費電力が低いのでおすすめです。冷風機は冷却効果を高めるためにピンポイントで風をあてる必要があります。 反対に、冷風扇は部屋全体を冷やすのではなく、風があたる場所で涼むという使い方がおすすめです。
私がおすすめするのは
私がおすすめするのは冷風機です
自室でも使用しています!!!
楽天市場で購入できる商品を紹介します 5選